離婚モラハラとは|家庭・職場で該当する行為や加害者の特徴、モラハラへの対処法
近年、ハラスメントによって嫌な思いをする人が増えているといいますが、中でもよく耳にするのはモラハラ被害の問題です。
こちらの記事では、モラハラに該当する行為やモラハラする人の3つの特徴、モラハラに対する5つの対処方法を紹介しています。
モラハラとは
モラハラとは、モラル(倫理や道徳)に反する行為を第三者に行うことで、相手に肉体的・精神的なダメージを与えることを意味します。
また、モラハラは職場で被害に遭うことが多いとされていますが、実は、家庭内においても自分が加害者になったり被害者になったりする可能性があるのです。
なお、モラハラには肉体的に相手にダメージを負わせるケースと、精神的に追い込んでダメージを負わせるケースがありますが、いずれの場合でも、あってはならない行為として捉えておく必要があるでしょう。
モラハラに該当する行為
モラハラは、家庭でも職場でも行われる可能性がある行為ですが、具体的にどのような行為がモラハラに当たるのかについては、少々不透明な部分があることは事実です。
こちらの章では、家庭内と職場に分類し、どのような行為がモラハラに該当するのかについて紹介します。
家庭でのモラハラ
家庭内でのモラハラと聞くと、「家族に対して嫌がらせ?」という疑問が生じるかもしれません。
しかし、家庭内においては、誰かが実権を握ると、その支配下に置かれる人がモラハラの被害に遭いやすいのです。
たとえば、専業主婦の妻に対して夫が「働きもせず、贅沢ばかりしやがって」「誰のおかげで今の生活ができていると思っているのか」など暴言を吐く行為は、モラハラに該当します。
また、妻が夫に対して「安月給のくせに」という暴言を吐いたり、高齢者家族に対して「役に立たないんだから、せめておとなしくして」など、責めるような発言をしたりするのもモラハラに該当します。
職場でのモラハラ
職場においては、上司が部下に対してモラハラするケースが多く見受けられます。
たとえば、
- ・気に入らない部下を無視する
- ・誹謗中傷して部下を精神的に追い詰める
- ・ターゲットの部下に対して過小な仕事しか与えない
などがモラハラに該当します。
また、ひどいケースになると、部下のプライベートにまで首を突っ込み、いちいち干渉することもあるといいます。
いずれの場合でも、ターゲットにされた人が肉体的・精神的に追い詰められたり傷付けられたりする行為を受けたのなら、それはモラハラだと捉えておいて問題はないでしょう。
モラハラする人に共通する3つの特徴
モラハラをする人は、自分が行っている行為がモラハラだと気付いておらず、当然だと考えているケースがほとんどです。
それでは、モラハラする人に共通する3つの特徴について見ていきましょう。
1. 自己中心的
モラハラする人の最も大きな特徴、それは自己中心的で、協調性に欠けるということです。
このようなタイプの人は、家庭や職場において自分が重要人物だと思い込んでおり、自分の言動が絶対だというおかしな信念を持っています。
自己中心的な人は、ターゲットとなる人物を束縛して支配したいと考えており、自分の行為がモラハラだということ自体に考えが及びません。
2. 嘘つき
モラハラする人はすぐに嘘をつきますが、それは、どのような嘘をついてでも「自分を大きく見せたい」「優れた人間だと他人に認識させたい」という欲望を持っているからです。
しかし裏を返すなら、本当は小心者で、他人から評価を得られないことに対して、大きな恐怖心を抱いているということでもあります。
つまり、自分を守るためなら、どのような嘘でも平気でつく可能性があるということなのです。
また、嘘をつくこと自体を何とも思っていないことが多く、それによって他人が傷付こうがどうしようが自分には関係ないと考えるのも、モラハラする人の大きな特徴だといえるでしょう。
3. 他人の気持ちがわからない
会話はキャッチボールで成り立つものですが、モラハラ発言を繰り返す人は、自分が発信した言葉に対して相手がどう反応するのかが、まったくわかっていません。
たとえば、上司が部下に対して「無能なお前にはこれくらいの仕事で十分」などと発言をしたとします。
このときには、ターゲットとなった部下は精神的に深く傷つくでしょう。
しかし、モラハラ上司としては、「正しいことをした」と思い込み、部下を思いやる気持ちは微塵もないのです。
モラハラへの5つの対処法
自分がモラハラのターゲットになったと感じたとき、あなたならどうしますか?
それでは、自分がモラハラのターゲットにされた際に役立つ、5つの対処法を紹介しましょう。
1. 相手にしない(スルーする)
モラハラ人間は、常に自分が正しい、自分がマウントをとっていると思い込んでいます。
しかし、どのような言葉を相手に投げかけても相手にされなかったら、モラハラをしても何の面白味がないと感じ、ターゲットを解放する可能性があるのです。
モラハラをされるとはらわたが煮えくり返るような思いをするかもしれませんが、ここはひとつ我慢して、モラハラ人間を相手にしない作戦に出てみましょう。
2. 物理的に距離をおく
もしも可能なら、モラハラ人間と物理的な距離をおいてみましょう。
たとえば職場なら、モラハラ上司とは別の上司に相談をして席替えする、チームから離脱して、モラハラ上司と接する機会を減らすなどの対処法がこれに該当します。
一方、家庭内においてはモラハラ人間と物理的に距離をおけない可能性もありますので、このような状況なら、以下で紹介する第三者に相談してみるという方法がおすすめできるでしょう。
3. モラハラを認識させる
モラハラ人間は、自分がしている行為がモラハラだということに気付いていないため、モラハラを認識させるのは至難の業です。
しかし、方法がまったくないわけではありません。
それは、モラハラ人間とあなたの会話を録音しておき、モラハラ人間に聞かせることで、モラハラを認識させることができる可能性があるからです。
その際には、できるだけ第三者に介入してもらうのがベストです。
それでも改善が見られないなら、残念ながら法的措置も視野に入れなければならなくなるでしょう。
4. 第三者に相談する
モラハラによって肉体的・精神的にダメージを負ったのなら、医療機関を受診して、診断書を入手しておきましょう。
診断書は、万が一法的措置をとらなければならなくなったときに役立ちます。
また、精神科や心療内科では、ただ診断や治療を受けられるだけでなく、カウンセリングで現状について相談できますので、心の負担を軽減できるという点でもおすすめ度が高いでしょう。
そして、職場でモラハラ被害に遭ってしまったのなら、周囲の人に相談して自分の味方になってもらうというのも、ひとつの方法でしょう。
つまり、立場の逆転を狙うということですね。
モラハラ上司であっても、風向きが変わってきたことを察知すれば、あなたをターゲットからせ外す可能性が高くなるはずです。
5. 証拠を集め、法的措置を検討する
モラハラによる退職、モラハラによる離婚など、深刻な状態に直面しそうになったなら、モラハラの証拠を集め、法的措置を検討してみてください。
なお、モラハラの証拠集めは難しいため、できれば探偵事務所などに相談して、短期決戦に持ち込むというのが賢明な判断でしょう。
まとめ
今回は、モラハラに該当する行為やモラハラする人の3つの特徴、モラハラへの5つの対処方法を紹介してきました。
モラハラ人間の最も厄介なところは、自分が行っている行為をモラハラだと自覚しておらず、相手が傷つくことなど微塵も考えていないという点にあります。
しかし、他人を傷つけた以上、どこかで制裁を受けるべきなのがモラハラ人間なのです。
モラハラ人間とこの先もうまくやっていく自信があるのなら問題はないかもしれません。
一方、肉体的・精神的に追い込まれてどうしようもない状況に陥っているなら、今すぐにできる対処法を実践して、モラハラ人間に制裁を加える方向で考えてみることをおすすめします。
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