浮気不貞行為の立証が難しい理由|有効な証拠や相手が認めない場合の対処法を解説

不貞行為の立証が難しい理由|有効な証拠や相手が認めない場合の対処法を解説

配偶者以外の人と、自由な意思で性的な関係を結ぶことを指す「不貞行為」は、立証が難しいと言われています。

不貞は性的な関係性があることが定義となるのに、どうして立証が難しいとされているのでしょうか?

今回は不貞行為の立証が難しい理由と、有効な証拠となるもの、不貞関係を相手側が認めない際の対処法というテーマについて解説していきたいと思います。

不貞行為の立証が難しい理由

不貞行為の立証とは、肉体的な関係性を示唆する、実際の行動や場面を押さえた証拠が存在していることが重要な条件になります。

しかしほとんどのケースで、性行為をしている場面を押さえるのは一般人には難しく、自分で調査を進めていくうちに、法に触れてしまう可能性も少なくはありません。

さらに不貞行為をしている当人も、この関係性がバレないようにと慎重な行動をとっているため、第三者から見ると不貞関係がわかりにくいケースもあります。

不貞行為の証拠は、明確に肉体関係のある場面を押さえていなかったり、客観的な印象や性的行為を示唆する証拠だけでは立証ができないために難しいと考えられています。

そのため不貞行為を立証するためは、慎重な行動と確実な証拠を集める必要があり、一般的にその知識やスキルを持った人は少ないため、立証が難しいと言われているのです。

不貞行為の立証につながる5つの証拠

不貞行為の立証にはどのような証拠が有効なのでしょうか?
不貞行為だと認められる、主な5つの証拠について見ていきましょう。

1. 肉体関係がわかる画像や動画

肉体関係がわかる画像や動画は、不貞行為の確実な証拠になります。

  • ・裸やこの状態に近い写真や動画
  • ・性行為をしている写真や動画
  • ・同じ部屋に泊まっているいる写真や動画

などは肉体関係があると想起できる内容になるため、立証に有利な証拠になります。

2. 不貞行為がわかる音声データ

性行為をしていることがわかる音声データや、肉体関係を匂わせる音声データも不貞行為の立証に有効な証拠となります。

  • ・不貞行為について話し合う音声データ
  • ・これから性行為をしようとしている音声データ
  • ・性行為を匂わせる音声データ

は不貞関係の強い証拠となりますが、単純にお互いの愛情を確かめ合うような音声データは肉体関係の有無が明確ではないため証拠にならないケースがほとんどです。

3. ラブホテルのレシート

ラブホテルは一般的に、性行為をする場所という認識が大多数の人に持たれているため、不貞行為があったことの有力な証拠になります。

  • ・ラブホテルに入る瞬間の映像や音声データ、写真
  • ・不貞関係を匂わせる男女が時間差でラブホテルに入っていった際の音声データや映像、写真

などが有効な証拠となります。
ラブホテル利用の日時や不貞関係の男女の顔が明確になっている証拠はより有力になります。

4. 性行為があったと思われるメールやLINEのやり取り

性行為があったと思われるメールやLINEのやり取りも、不貞関係を立証する有力な証拠になります。

ただ、メールやLINEで性行為の有無を判断できる内容は、直接的な文章よりも曖昧な文章が多いため、

  • ・ラブホテルに入っていく写真
  • ・レシートやクレジットカードの履歴など

という証拠を合わせて用意しておく必要があるでしょう。

5. 探偵事務所による調査報告書

探偵事務所による不貞行為の調査報告書は、適切なスキルやノウハウを駆使し、法の範囲内で調査を進めたプロの探偵による内容となるため、不貞行為の確実な証拠となります。

探偵事務所の調査報告書は、肉体関係を想起させる音声データやLINEでのやり取り、実際の場面の写真などが証拠として記載されているため、立証にベストな証拠と言えるでしょう。

自力で不貞行為の証拠を集める際の注意点

不貞行為を疑った際は、まず自分でできることを始めようと考えるケースも少なくはありません。

自力で不貞行為の証拠を集めようと考えた場合は、余計なトラブルを起こさないためにも、次の注意点を押さえておくようにしましょう。

配偶者にバレないようにする

不貞行為の証拠を自力で集めることは、これまでと違った行動パターンでパートナーに接する必要もあるため、パートナーはいつもとは違ったあなたの様子に不貞行為がバレているのではないかと慎重になります。

パートナーが不貞行為を隠そうとすればするほど自力での調査が難しくなってしまうため、確実にバレない時間帯や方法をいくつも見つけ、いつも通りの言動を心がけておくことが重要になります。

プライバシーの侵害に気を付ける

不貞行為の自力での調査は、スマホやパソコンなどからやり取りを見ようと考えることが通常ではないでしょうか?

ただ、ロックがかかった状態のスマホのID・パスワードを正式なルート以外で入手したり、予測して内容を見てしまうのは、

  • ・プライバシーの侵害
  • ・不正アクセス禁止法

といった法に触れるリスクがあり、逆に慰謝料を請求されてしまうケースも少なくありません。

このようなリスクを避けるためにも、探偵事務所の協力や他の有力な証拠を集めるといったさまざまな方法を取っておくことが安心です。

捏造や嘘は控える

不貞行為の明確な証拠がなく、疑心暗鬼の状態だけで証拠の捏造や嘘を言ってしまうと、正当な調査や裁判の支障になるため、不法行為として訴訟を受けたり、慰謝料を請求されることがあります。

自分の思い込みだけで不貞行為を決めつけてしまうことがないよう、不貞行為の確実な証拠を集めることを第一に考えましょう。

配偶者が不貞行為を認めない場合の対処法3選

配偶者が不貞行為を認めない場合でも、証拠集めや探偵への調査依頼といった対処法で立証が可能になります。

ここでは配偶者が不貞行為を認めない場合の3つの対処法について詳しく解説します。

1. 不貞行為の明確な証拠を集める

配偶者が不貞行為を認めない場合でも、

  • ・ラブホテル利用のレシートやクレジットカードの明細
  • ・性行為を匂わせるLINEやメール、電話でのやり取り
  • ・下着や裸に近い状態でいるふたりの写真、動画
  • ・不貞行為についての会話が録音されたデータ

などの証拠があると、立証が可能になるため、明確な証拠を集める準備を進めていきましょう。

2. 探偵に調査を依頼する

自力では不貞行為の調査が難しく、法に触れない調査方法がわからないと不安になった場合は、探偵への調査依頼が安心です。

探偵へ調査依頼することで、不貞行為の証拠集めを法の範囲内で任せることができます。また、立証に有利な証拠を掴むノウハウやスキルがあるため、自力調査によるリスクの回避にも役立つでしょう。

3. 弁護士に相談する

不貞行為の相談を弁護士にすることは、法律的な観点からのさまざまなアドバイス・指示を受けることができ、自力で調査をする際の方法なども考えてもらうことができます。

不貞行為で慰謝料の請求をしたい際にも、すべき準備や金額の増額といった相談も可能で、30分5,500円が相場となり、場合によっては相談のみは無料となる弁護士事務所も多数展開されています。

まとめ

不貞行為を立証するための証拠集めは難しいとされているものの、メールやLINE、ラブホテルのレシート、現場写真やデータといった証拠は、根気よく調査を進めていくうちに入手できるケースがあります。

探偵事務所や弁護士に不貞行為の立証に関する相談や調査依頼も検討しながら確実な証拠を集めて、今後の慰謝料請求や話し合いの際に有効な手段をいくつも持っておくようにしましょう。

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