不倫されてうつになったら慰謝料請求できる?相場や対処法について解説
「不倫うつってなに?」
「不倫うつの対処法はある?」
「不倫うつで慰謝料は請求できるの?」
不倫うつという言葉の意味について知りたい方も多いのではないでしょうか。
不倫うつとは、不倫のストレスでうつ状態になることを指します。
不倫によってうつ病になった場合、慰謝料請求できる可能性があるのです。
本記事では、不倫うつを発症してしまった場合の対処法、そして慰謝料請求のポイントや相場について詳しく解説します。
不倫によるうつ病に悩まされている方は、最後までお読みください。
この記事でわかること |
|
うつ病とは?
うつ病は、持続的な気分の落ち込みや興味・喜びの喪失を主な症状とする精神疾患です。
(参考:うつ病チェック|厚生労働省)
日常生活に支障をきたすほどの強い症状が2週間以上続く場合、うつ病と診断されることがあります。
うつ病の原因は複雑で、遺伝的要因、脳内の神経伝達物質の不均衡、トラウマ体験などが関与していると考えられています。
不倫のような人間関係のストレスも、うつ病のきっかけとなる場合があります。
不倫でうつ病になる理由
不倫をされた人がうつ病になる理由は、深刻な心理的トラウマと信頼の崩壊にあります。
大切な人との関係性が裏切られることで、自尊心が著しく傷つき、強い喪失感や自己否定感に襲われます。
また、突然の衝撃や不倫の事実を受け入れられない状態が続くことで、慢性的なストレスにさらされるのです。
この持続的なストレスが脳内の神経伝達物質のバランスを崩し、うつ病の発症リスクを高めるとされています。
パートナーの不倫によるうつの症状
パートナーの不倫によるうつの症状には、主に以下が該当します。
|
しかし、仕返ししたいという気持ちよりも、不倫をされて裏切られたという気持ちが強い場合には、そのストレスからうつ病を発症してしまうことがあるのです。
特に、上記5つの症状に当てはまる場合は、不倫うつを発症している可能性が高いとも考えられるでしょう。
以下で、それぞれのうつの症状について詳しく解説していきます。
食欲がなくなる
うつの初期症状として現れやすいのは、急に食欲がなくなるというものです。
これまで好きだった食べ物を食べたいと感じない、そもそも食欲がないというときには、うつ病を疑う必要があるでしょう。
無気力になる
うつ病は強い心的ストレスで起こりやすいと考えられ、その典型的な症状のひとつには、無気力が挙げられます。
無気力になってしまうと、仕事や家事、子育てなど、生活のすべてにおいてやる気がなくなります。
普段はできていたことが急にできなくなった場合、うつ状態に陥っている可能性が高いです。
気持ちの浮き沈みが激しくなる
気持ちの浮き沈みが激しくなることも、うつ病の典型的な症状のひとつです。
急に激しい感情が押し寄せてきたと思ったら、今度はひどく落ち込むといったような状態に陥ります。
悲しい気持ちが長く続く
悲しい気持ちが長く続く場合、軽いうつ状態に陥っている可能性が高いです。
不倫をされたこと自体、悲しいと感じる原因になります。
しかし、その悲しいという気持ちがいつまでも続く場合は精神に異常をきたしている証拠です。
不眠症になる
不眠症になってしまった場合も、うつの症状として挙げられます。
うつ病を発症すると、いろいろな考えが頭の中に浮かび、寝付けなかったり寝てもすぐに起きてしまったりなどの症状が現れることがあります。
寝られないことで心身ともに負担がかかり、より精神を病んでしまう負のスパイラルに陥ってしまうのです。
不倫うつの対処法
不倫うつの対処法は、以下の4つです。
|
不倫うつは根が深く、簡単に改善を目指せるものではありません。
とはいえ、うつ病を放置していては、症状は悪化するばかりです。
少しでも不倫うつを改善させるためには、以下で紹介する4つの対処法を実践してみると良いでしょう。
ストレスを書きだす
まず、自分が抱えているストレスを紙などに書き出してみてください。
「ストレスを発散させる」行為は、うつ症状の軽減に役立ちます。
ストレスの根源を文字起こしすることで、頭の中を整理することができ、すっきりした気持ちになるはずです。
友人や知人に相談する
友人や知人に相談することで、うつの症状が軽くなる場合があります。
不倫うつを発症すると、人に会うことが怖くなって引きこもることがありますが、それではうつ症状は改善されません。
うつ状態になったら、話せる範囲で親しい友人や知人に相談をしてみてはいかがでしょうか。
ただし、否定的な意見を述べる友人や知人ではなく、あなたを肯定してくれる人を選んで相談してください。
あなたを否定する人に相談を持ち掛けてしまうと、ますますうつ症状が悪化することがあります。
相談する人を選んで悩みを吐き出すことが大切です。
カウンセラーに相談する
不倫うつは進行しますので、そうなる前にカウンセラーに相談してみましょう。
心療内科や精神科にはカウンセラーがいて、あなたに寄り添ったアドバイスをしてくれます。
話を聞いてもらうだけでも少しは心が軽くなるでしょう。
パートナーへの法的措置を検討する
パートナーに反省させたい、うつになった原因が不倫にあると考えるなら、法的措置も視野に入れて行動する必要があります。
法的措置とは、パートナーや不倫相手への慰謝料請求と、パートナーへの離婚請求です。
離婚は考えていないとしても、不倫でうつ病を発症したという事実があります。
慰謝料はなるべく請求する方向で考えておいたほうが良いでしょう。
不倫によるうつ病で請求できる2つの慰謝料
不倫された心的ストレスによってうつ病を発症してしまった場合、以下で紹介する2つの慰謝料請求を行えます。
|
どのような流れで慰謝料を請求できるのか、以下で詳しく解説します。
不倫に対する慰謝料
不倫に対する慰謝料は、うつ病になった、ならなかったに限らず、パートナーと不倫相手に請求できます。
なぜなら、不倫はパートナーに精神的苦痛を与える行為であり、貞操義務に反すると判断されるためです。
つまり、不倫という不貞義務に違反した者は、精神的苦痛を与えられた者に対する賠償責任を負わなければならないということなのです。
(参考:民法第七百七十条)
なお、慰謝料請求の際にはパートナーと不倫相手が確かに不倫をしたという証拠が必要になり、それがない場合では慰謝料請求が難しくなる可能性があります。
パートナーと不倫相手に慰謝料請求したいなら、請求日までに確固たる不倫の証拠を集めておきましょう。
うつ病の治療のための慰謝料
パートナーの不倫で心療内科などを受診して治療を受けた場合、医師が不倫うつだと診断すればうつ病治療のための慰謝料を請求できます。
上記はとても重要で、医師が不倫うつだと認めなかった場合では、残念ながらうつ病治療のための慰謝料は支払われません。
また、この場合でもパートナーが不倫をしたという証拠に基づいて医師が診断を行いますので、事前に不倫の証拠を集めておく必要があるでしょう。
不倫うつの慰謝料相場
不倫うつの慰謝料相場は、およそ50万円から300万円になります。
大体の慰謝料相場は、以下を目安にすると良いでしょう。
状況 | 相場 |
離婚せずに夫婦関係を継続する | 50~100万円 |
---|---|
不倫によって別居した | 100~250万円 |
不倫によって離婚した | 100~300万円 |
不倫慰謝料の相場は、不倫の被害者の精神的苦痛の度合いを鑑みて算出されます。
不倫によるうつ病で慰謝料を請求する流れ
不倫によるうつ病で慰謝料請求する流れは、以下のようになります。
|
うつの状態を医師に診てもらう
心療内科などを訪れて医師がうつ病と診断したのなら、まずは診断書を書いてもらっておいてください。
その上で、家庭裁判所に調停を申し立てましょう。(参考:慰謝料請求調停|裁判所)
家庭裁判所では、調停委員を通じて慰謝料請求の話し合いを行うことができ、ここで不倫の証拠や医者による診断が活かされることになります。
なお、通院の際に交通費がかかった場合には、交通費の領収書も手元に用意しておきましょう。
不倫の確実な証拠を集める
家庭裁判所に調停を申し立てて慰謝料請求する場合には、不倫の裏付けとなる証拠の提出が必要不可欠です。
とはいえ、自分1人で不倫の証拠を集めるという方法は失敗する可能性がありますし、時間や労力がかかるというデメリットがあります。
ましてや、うつ病の症状が出てしまっている場合では、不倫の証拠集めをする気力も失われている可能性が高いでしょう。
それなら、思い切って探偵事務所に不倫の証拠集めを依頼してみてはいかがでしょうか。
探偵事務所に依頼してしまえば、時間や労力がかかることなく、自宅に居ながら不倫の証拠集めを行えますよ。
不倫の証拠集めは 自力で行うと リスクを伴い危険です |
弁護士・カウンセラー常駐で
アフターサポートも充実◎
\ 不倫問題に強いMR探偵にお任せください /
▶▶ 無料相談はこちらから ◀◀ |
パートナーに請求する
家庭裁判所を通じて、パートナーに慰謝料請求をします。
また、慰謝料の金額については双方の話し合いによって決定しますが、パートナーが請求金額に納得せず、家庭裁判所では解決できない場合には、裁判を起こす必要があります。
ただし、裁判にまでもつれ込んでしまうと、手続きがかなり面倒で、決着がつくまでに長期間を要する可能性も否めません。
そこまでもつれ込みたくないなら、あらかじめ不倫の確固たる証拠を集めることが重要です。
最終的に、家庭裁判所で決着をつけるというのが理想的な形でしょう。
まとめ|不倫うつは治療費の請求や慰謝料請求ができる場合がある
当記事では、不倫うつの症状や対処法、慰謝料請求に必要な流れについて紹介しました。
パートナーの不倫は心に大きなダメージを追う原因になり、そのストレスによってうつ病を発症することも珍しくありません。
そのようなときには、泣き寝入りをするのではなく、パートナーや不倫相手に対して慰謝料請求をしましょう。
なお、慰謝料請求には不倫の証拠が必要になります。
不倫の証拠を1人で集めようとすると、莫大な時間や労力を必要とします。
そのため、自分1人で証拠集めをしようとするのではなく、探偵事務所の力を借りる方向で考えてみてはいかがでしょうか。
探偵事務所に依頼してしまえば自分で動く必要がありませんので、うつ病の治療を受けながら不倫の証拠集めを行えますよ。
関連記事
浮気調査・不倫調査動画
MR探偵事務所ではみなさまに探偵をより身近に感じていただき、探偵調査のことを知って頂くために[YouTube]チャンネルを開設して浮気調査・不倫調査の調査動画も配信しております。万が一お困りの時になったら探偵という選択肢を知って頂ければと思います。
【浮気調査】二人の男と不倫?探偵の尾行映像を特別公開!第一弾
【浮気調査】不倫旅行を追跡!! 名探偵の調査映像特別公開!第二弾
【浮気調査】同級生で不倫!?[探偵の調査映像を特別公開!第三弾
まずはお気軽にご相談ください。