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浮気調査離婚を回避するために浮気調査を探偵に依頼しよう！関係修復は期待できる？

公開日:2021/12/09 最終更新日:2024/11/11

パートナーからから浮気の気配を感じると、別れを検討する人がいる一方で、できれば別れたくないという人も少なくありません。後者であれば、事実から目を背けるのではなく、浮気調査を依頼して現状を把握することが解決につながる場合もあります。
この記事では、依頼する理由やメリットなどを挙げながら、離婚の回避に役立つ浮気調査について紹介していきます。

1.浮気調査を依頼する理由

探偵が浮気調査を行っていることは知っていても、その成果が何に結びつくのかイメージできないケースもあるのではないでしょうか。一口に浮気調査といっても依頼する人の思惑はさまざまです。
ここでは代表的な理由を3つ紹介するので、前提知識として押さえておきましょう。

1-1.離婚するときに有利に運びたいから

離婚を有利に運びたい人にとって、浮気調査で得られる証拠は重要な意味を持ちます。パートナーが浮気の事実を認めず、離婚の要望を聞き入れない場合や条件面で折り合いがつかない場合などに、調停や裁判に発展することがあるからです。その際、いくら浮気をしている確信があっても、立証する手段がなければ主張を認めてもらえません。言い換えると、法的な効力を持つ証拠をしっかり提示することで、離婚を自分にとって有利な形で進められるのです。

具体的には、慰謝料を多くもらえたり財産分与の割合が高くなったりする見込みがあり、子どもがいる場合は親権の獲得にもプラスに作用します。このような事情があるので、離婚を前提として条件を良くするために依頼してくるケースが多いですし、浮気調査の結果を受けから離婚の決意にいたるケースも珍しくありません。

1-2.白黒はっきりつけたいから

浮気調査の依頼をする人のなかには、とにかく白黒をはっきりさせたいと考えている人も多いです。パートナーに対して浮気の疑念を持ち続けていると、穏やかな気持ちになるのが難しく、日常生活にいろいろな弊害が生じかねません。浮気相手と会っていることをイメージしてストレスがたまったり、言動が不誠実に感じられて些細なことですぐにケンカになったりします。つらくても自分の力だけでは現状を変えられない場合もあるでしょう。

そのような不穏な日常からの脱却を望み、離婚するかどうかは別として、とりあえず浮気の有無を確認するために依頼するのはよくあるケースです。白黒がつくと、依頼者は次のステップに進めるようになります。たとえば、話し合ってみるという選択肢もありますし、夫婦関係の継続や離婚という重要な判断を下すことも可能です。

1-3.浮気について話し合いをしたいから

パートナーと話し合える状況をつくることも、浮気調査を依頼する理由の一つです。浮気について十分に話し合えるなら離婚したくないという人もいます。しかし、疑惑があって問いつめても、ほとんどの場合は素直に認めようとはしません。最初は話し合いに応じてくれても、強く疑っていることを知ると、次からはまともに聞こうとしなくなる場合もあります。また、パートナーの口が達者な場合は、巧みに言い逃れをされてしまい、話し合いのスタートラインにすら立てないかもしれません。

進展がないなら方針を変えてみるのが得策です。探偵などに依頼すると、第三者による客観的な結論を待つ状態に移れます。浮気調査で事実が明確になれば、それをベースにして着実に話を進められるようになるのです。疑念ではなく事実に基づく話なので、パートナーもしっかり受け止めて真剣に対応せざるを得ない状況をつくれます。

2.離婚したくない場合の浮気調査のメリット

浮気の事実が明らかになると離婚に進むイメージがあり、浮気調査を離婚の証拠集めとしか認識していない人も見受けられます。しかし、実際には、離婚したくない場合にも浮気調査を利用するメリットはたくさんあるのです。ここでは具体的なメリットを挙げていくので、しっかりと確認しておきましょう。

2-1.パートナーの現状を把握できる

放っておくと浮気相手とパートナーの関係は進展していきます。焦るかもしれませんが、何の方針もないまま行動しても阻止するのは難しいのが実情です。そこでポイントになるのが、まずはパートナーの現状を把握することであり、浮気調査がその役割を果たしてくれます。疑いの目を持ってしまうと冷静に考えるのは難しいので、第三者による客観的な情報の提供はとても役に立つでしょう。結果が出れば、パートナーの身辺がどうなっているのか分かりますし、人間関係について正確な情報を得ることも可能です。

浮気をしてないと分かれば、安心して夫婦生活を続けられるようになります。勘違いでパートナーを問いつめてケンカになるような事態も避けられるのです。一方、浮気が発覚するとショックを受けることになるでしょう。しかし、双方が事実を認め合ったうえで話し合いに持ち込めるので、浮気の進展をストップさせて夫婦で向き合う時間を確保しやすくなります。

2-2.浮気相手と別れてもらえる

浮気調査の結果、パートナーの浮気が明らかになった場合、浮気相手と別れることを最初に望む人が多いです。自分がパートナーと別れたくないなら、できるだけ早く浮気をやめてもらう必要があります。だからといって、自分が浮気相手のところに直談判に行くのは良くありません。人の気持ちはそう簡単には変えられませんし、当事者だけではエキサイトしてしまい、話し合いがうまくまとまらないケースもあるからです。強引に2人の仲を引き裂いた場合、自分とパートナーの関係も悪化し、離婚に向けて進むような展開になりかねないので注意しましょう。

探偵などの第三者に浮気調査を依頼すると、そのような事態に陥るのを防止しやすくなります。浮気調査で分かった事実にもとづいて、間に入って交渉してくれる場合もあるからです。こちらが望んでいる形になるように協力してもらえるので、浮気相手とスムーズに別れてもらえる可能性が高まります。

2-3.浮気相手に慰謝料を請求できる

浮気の慰謝料というと、パートナーに請求するものだと考えていないでしょうか。実際には、精神的な被害に対する損害賠償金として、浮気相手に対しても請求する権利があるのです。浮気調査でしっかりと証拠を押さえておけば、調停や裁判で請求が認められやすくなります。とはいえ、浮気をやめてもらうだけで十分であり、お金を受け取ることには抵抗があるという人もいるかもしれません。しかし、請求するのは当然の権利ですし、パートナーとの関係の修復に役立つ効果も期待できるので、有用な選択肢として覚えておきましょう。

慰謝料が発生するという事実を認識することで、パートナーや浮気相手は大変なことをしてしまったと自覚できます。これにより反省や後悔が促され、今後は同じ過ちを繰り返さないように気を付けるようになるのです。すなわち、浮気再発の抑止力としても機能するため、落ち着いてパートナーと接しやすくなります。

2-4.離婚請求を拒否することができる

パートナーから離婚の意思を伝えられた場合、浮気調査を実施していると拒否できる可能性が高くなります。なぜなら、夫婦関係が破綻する原因をつくった側の離婚請求は通らないのが一般的だからです。したがって、浮気の事実を証明できるなら、それを根拠としてパートナーに原因があることを主張すると良いでしょう。証拠がそろっていれば主張を認めてもらうのは難しくないので、パートナーからの離婚の申し出を堂々と断れるようになります。

別の言い方をすると、もし浮気の事実を証明できなければ、拒否するのが困難になってしまいます。どちらが夫婦関係を破綻させたのか不明確な状態になり、離婚請求が通りやすくなるので要注意です。そのような事態を避けたいなら、浮気調査を依頼して証拠を万全にそろえておくことが欠かせません。

3.関係修復をしたい場合のポイント

浮気が発覚した時点では別れずに済んでも、そのせいで夫婦関係が悪化してしまうと、遅かれ早かれ離婚することになりかねません。別れたくない場合は浮気調査を依頼するのが得策ですが、それだけでなく関係修復に有効なポイントを押さえておくことも大事です。
ここでは特に重要な3つのポイントを紹介します。

3-1.現実と向き合い冷静に判断しよう

普段は冷静な人でも、信頼していたパートナーに裏切られると平静を保つのは難しくなります。特に、別れ話を切り出されると、落ち着きのない状態になり適切な判断力を失ってしまうケースが多いです。そのような状態だと、たくさん話し合っても事態を収束させるのは容易ではありません。そのため、まずは興奮を抑えて、平常心を取り戻せるように努める必要があります。その際、第三者を交えてアドバイスをしてもらうと、感情を抜いて物事を客観視しやすくなるでしょう。

反省しているパートナーの様子を見て、浮気されたことを許したとしても、精神的な苦痛を思い出して悲しみや怒りが大きくなることがあります。頻繁にそうなってパートナーを責めてしまうと、関係修復はなかなか進展しません。そのため、浮気の事実を受け止めた後は、意識的に冷静な判断や振舞いを心がけるようにしましょう。

3-2.自分の非も反省し未来を見つめよう

浮気をしたパートナーが悪いのは間違いありません。しかし、浮気の原因がすべてパートナーにあるとは限らないのも事実です。たとえば、自分が厳しく接し過ぎていたので、癒し系の浮気相手に強い魅力を感じたというケースもあるでしょう。束縛しすぎたせいで、他の異性と接したい気持ちが高まりすぎたのかもしれません。いずれにせよ、自分の非が浮気の原因の一端になることはよくあることです。その場合、一方的にパートナーを責めるのは適切ではなく、自分の反省すべき点についても考えてみる必要があります。

そうしないと、またパートナーの浮気を促すことになるかもしれません。ただし、過去を悔やみすぎて暗い気持ちにならないように注意しましょう。2人の未来に焦点を当てて、今後どうしていくのかポジティブに検討することが大切です。

3-3.信頼できる探偵に浮気調査を依頼しよう

探偵によって浮気調査のクオリティには差があるので、信頼できる探偵事務所を選んで依頼することも重要です。たとえば、こちらの話を親身に聞いてくれることは選択の際のポイントになります。事務的な対応をするところは、浮気調査も効率を重視して柔軟性がかけている可能性があるからです。また、カウンセラーが在籍していることもポイントの一つです。愛するパートナーに浮気をされている疑念があるだけでもつらいのに、その事実をこれから確かめる必要があるので、精神的な負担は相当なものでしょう。浮気調査が進むにつれて、現実と向き合っていくことになるので、心のケアをしてくれるカウンセラーがいると心強いです。

その他のポイントとしては、アフターケアの充実度が挙げられます。浮気調査の後でも、いろいろと相談に乗ってくれるところは安心感があります。これらを考慮して、自分に最も合っていると思える探偵事務所に依頼しましょう。

4.探偵の浮気調査の流れ

浮気調査を探偵事務所に依頼する場合、最初に無料面談や電話による無料相談を行うのが一般的となっています。しっかり事情を共有したうえで、依頼内容や目標などを明確にするためのステップです。それが終わると調査に移り、担当の探偵が実際に行動を始めます。張り込みや聞き込み、尾行などによって、パートナーや浮気相手の動向を記録し、写真撮影といった証拠の確保も行うのです。成果は口頭で伝えるだけでなく、探偵が記録や証拠をまとめた報告書を作成してくれます。

次のステップは今後の方針を考えることです。慰謝料請求を見据えている場合や、調停や裁判に発展しそうな場合は、浮気問題を得意とする弁護士などを紹介してもらえます。その後も探偵事務所によっては、復縁や離婚を成功させるためのアフターフォローをしてくれる場合があります。

5.浮気調査の相場はいくら？

探偵事務所ごとに、浮気調査の具体的な依頼料は異なります。状況や内容によっても幅があるものの、一般的な相場は1時間あたり2～3万円ぐらいです。要する時間は案件によって違うので、張り込みや尾行が多い場合などは、3日間で30～50万円ほどかかるケースもあります。このようにバラツキがあるので見積もりを取ることが大切ですが、浮気調査の難易度が大きく影響することを知っていると見当をつけやすいです。たとえば、探偵に提供できる情報が少なすぎるなど、ハードルが高くなるほど依頼料が跳ね上がる傾向が見受けられます。

いずれにせよ、決して安いわけではないため、事前に依頼料や探偵事務所にある程度の目星をつけておくのが望ましいです。必要に応じて、すみやかに依頼先を選択できるようにしておきましょう。

6.探偵に依頼して関係修復を目指そう！

パートナーとの関係修復のために浮気調査を依頼するケースは意外と多いです。別れたくない人にとってたくさんのメリットがあるので、1人で悩んでいるより良い結果になることを期待できます。これからもパートナーと人生を共に歩んでいきたいなら、自分の状況をよく考えたうえで、浮気調査のプロである探偵に依頼してみましょう。

監修：岡田真弓　
総合探偵社MR代表

2003年株式会社MRを創業。浮気調査、家出調査など、家庭内の悩みを女性目線で解決し、業界注目のカウンセラー制度を創設。
2008年、探偵の専門的な技術の向上と育成を目指しMR探偵学校を開校し、学長に就任。2017年、一般社団法人日本ライフメンター協会を設立し、理事に就任。
現在、ラジオ日本にて毎週火曜日23:15～放送中の『岡田真弓の未来相談室』にパーソナリティとして出演中。

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