出張時の浮気調査を探偵に依頼すると高額になる？その理由と安く依頼する方法とは
最近夫の出張が増えた、聞いていた出張先とは違う地域のレシートが出てきたなどから、夫の浮気を疑うケースは少なくありません。問い詰めてもはっきりしない場合には、証拠を掴んで突きつける必要があるでしょう。出張時の浮気調査を探偵に依頼すると高額になると聞いたことがあるかもしれませんが、それにはきちんとした理由があります。この記事では、浮気調査が高額になる理由と安く依頼する方法について解説します。
1.探偵に依頼する前にチェック！出張か浮気なのかを自力で調べる方法
本当に出張に行っているのか、それとも浮気なのか、探偵に依頼をする前に自分でチェックしておきたいと考える人も多いでしょう。どのように調べればいいのか、その方法についてみていきましょう。
1-1.レシートやクレジットカードの明細をチェックする
まずは、レシートやクレジットカードの明細をチェックしてみましょう。出張から帰ってきた夫が捨てたレシートや出張先で使ったクレジットカードの明細を確認します。レシートには、お店の名前や住所、利用日時などが記載されています。そのため、レシートを確認することで聞いていた出張先に本当に行っていたのか知ることができます。違う場所のレシートがあれば嘘をついていたことがわかるでしょう。何を買ったのかも重要な情報です。女性用の化粧品やプレゼントしたと思われるような品物がないかをチェックします。
クレジットカードの明細では、宿泊先などを知ることができます。明らかに出張で泊まるにはおかしい、旅館やシティーホテルなどの支払いがあれば怪しいです。
カフェやレストランのレシートには人数が書かれているケースも多いので、2人となっていないか見てみましょう。ただし、取引先の人と食事することも多いので、確実な証拠とはいえません。
1-2.出張先のお土産を頼む
出張先のお土産を頼むのも確認方法としてはいいでしょう。出張に行く場所を聞いたら、出発直前にその地域のお土産を買ってくるように頼むと効果的です。浮気相手の家に泊まりに行く場合には、お土産を買ってこられないため、断ったり慌てたりするでしょう。反応がおかしかったら浮気をしている可能性もあります。
お土産は前もって頼んでしまうと、インターネットで取り寄せるなどの対策を取られてしまう場合があります。そのため、出発直前の朝にお願いするのがいいでしょう。ただし、浮気相手と一緒に旅行に行くケースもあります。出張で行くといった場所に浮気相手と旅行されてしまうと、お土産を買うことができるので、この方法だけで判断することは難しいのです。
1-3.カーナビ・走行距離・車内をチェックする
車で出張に行く場合も多いでしょう。そのケースでは、車から浮気の証拠が見つかることもあります。まず、出発前に車のメーターを確認しておきましょう。行き先が分かっている場合には、おおよその移動距離を把握することができます。聞いていた距離よりも大幅に短い距離しか走っていない、または距離が長すぎるなどがあれば、嘘をついているといえるでしょう。
カーナビの検索履歴もチェックします。出張には不自然なデートスポットなどが登録されていないか調べるといいでしょう。履歴や登録は削除されている可能性もあります。助手席の位置やダッシュボードの中、灰皿などの確認も忘れずにおこないます。助手席の位置が変わっている、ダッシュボードにレシートや浮気相手の忘れ物がないか調べる、灰皿に口紅のついた吸い殻がないか見てみる、といったことを確認するといいでしょう。
1-4.給与明細をチェックする
サラリーマンの場合には、給与明細をチェックすることで出張したかどうか判断できる可能性があります。出張手当が出ていれば、本当に出張に行ったことがわかるでしょう。なかには、明細に詳細が出ない企業もあります。その場合には詳細はありませんが、総支給額が普段の月よりも多いのなら、本当に出張に行っていたかもしれません。
ただし、出張に浮気相手を同行させているケースもあります。この場合にはこれだけでは判断できないので、ほかの方法でも確認する必要があるでしょう。
1-5.会社に電話で確認する
会社に電話で確認すれば、高い確率で出張が本当かどうか知ることができます。この際、妻であることを名乗って聞いてしまうと、社内で浮気を疑われているのではないかと噂になってしまう危険性があります。そのため、顧客や取引先などを名乗るのも、良い方法でしょう。プライバシーの面から、出張先がどこなのかを聞くことは難しいです。また、出張先を訊ねること自体が不信感を持たれる原因になりますので気をつけましょう。会社に確認する場合には、あくまでも出張が事実かどうかの確認だけに留めておくのが重要です。
2.自力調査の危険性と限界
夫の出張について、ある程度自分の力で調べることはできます。しかし、確実な証拠を掴むことは難しいでしょう。自力で調べることの限界や危険性について解説します。
2-1.調べていることがバレてしまう
自力での調査は、夫にバレてしまうことがあります。「妻が自分の浮気を疑って調べている」ことがバレてしまうと、浮気をしていなかった場合にはかえって信頼関係を崩してしまうことになるでしょう。浮気を疑ったことが原因で、夫婦仲に亀裂が入ってしまうことがあります。また、実際に浮気をしていたとしても、していなかったとしても、調べられることが不愉快なものです。そのため、どちらにしてもバレることで夫婦関係は悪化してしまう可能性が高くなります。
また、夫が実際に浮気をしていた場合には行動が慎重になります。証拠が見つけにくく調査に時間がかかるため、バレる確率が高くなってしまうでしょう。
2-2.直接的な証拠まではつかめない
自力では、直接的な証拠を掴めません。とくに、夫の出張という状況で、直接的な証拠を見つけるのは難しいでしょう。出張自体が嘘だとしても、どこに誰といたのかまではわからないことが多いのです。夫に問いただしたとしても、浮気している場合にははぐらかされてしまうことがほとんどです。
また、出張が事実だとしても、出張先で浮気相手と落ち合っていた場合や出張に同行していた場合には、その事実を掴むことはできません。自力で調べると、中途半端な事実しかわからずに、夫に対する不信感が増す結果になるでしょう。
2-3.きちんと調べるには自力調査ではなく専門家に依頼を
ある程度自分で調べて夫に対する疑惑が増した場合、はっきりとした証拠が欲しくなるものです。自分で調べても断片的な情報や証拠しか集まらないので、限界を感じてしまいます。その場合には、探偵などの専門家へと依頼するのが確実です。探偵に調査を依頼すれば、確実な証拠が手に入るでしょう。とくに、離婚まで視野に入れている場合には、証拠集めが重要になります。また、結果的に離婚することになったケースでも、しっかりとした証拠があったほうが有利な条件で離婚できます。話し合いで揉めて裁判になる場合もあるでしょう。探偵に依頼すれば、法的に有効な証拠が手に入りやすくなります。
3.出張時の浮気調査が高額になる理由
探偵に出張時の浮気調査を依頼すると高額になってしまいます。なぜ、出張時の浮気調査は高額になってしまうのでしょうか。3つの理由がありますので、詳しく解説していきます。
3-1.出張期間＝調査期間になるから
出張時の浮気調査は、通常の浮気調査とは違って、出張時間が調査期間になります。通常は、1日〇時間調査するといったように時間を決めて調査を依頼することになるため、時間分の料金を支払えばいいのです。しかし、出張時の浮気調査は、朝出かけてから自宅に戻るまでの期間が調査時間となります。通常の調査よりも多くの時間がかかるため、その分費用が高額になりやすいのです。通常時は、何時に会社を出て何時に帰ってくるなどのパターンを掴みやすいのですが、出張時はどのような行動をするのかわかりません。常に監視していなければいけないので、調査時間も長くなりやすいのが特徴でしょう。
3泊の出張であれば総時間で60時間近く調査時間がかかってしまいます。その分費用はかさみますし、それに加えて交通費などの負担もしなければいけません。
3-2.2名以上の人員が必要になるから
調査に必要な人員が増えるのも高額になる要因です。出張時の浮気調査はどうしても2人以上の人員が必要になります。出張先では、通常の調査のように事前に下見をすることができません。そのため、普段とは違って探偵側も人員を増やして調査をする必要があるのです。出張時は妻の目も届きませんから、夫が深夜に行動する場合もあります。24時間どのような行動とってもいいようにするため、交代要員も必要です。どのような調査でも失敗しないようにベストを尽くしてくれますが、出張時はとくに失敗がないように探偵側も慎重になります。万全の態勢で調査をするために増員が必要になり、費用が高額になるのです。
3-3.浮気相手の調査も必要になることがあるから
出張時の調査は費用が高額になりやすいのでは、浮気相手の調査も必要になるケースがあるためです。調査の結果、浮気をしている事実が発覚した場合には、浮気相手はどのような女性なのか、その素性を知りたいと思う人が多いでしょう。そのため、浮気調査がそのまま浮気相手の調査に移行することが多いのです。依頼する探偵社によって料金プランは異なりますが、浮気調査と素性調査は別料金になる可能性もあります。出張中に相手の素性調査まで完了できない場合もあるでしょう。そのケースでは、浮気調査をした探偵がそのまま相手の女性の調査を続行することがほとんどです。浮気の事実が分かれば十分で相手のことは調べなくてもいい、という依頼主はあまりいません。どちらの調査もおこなう場合が多いので、トータルとして料金がかかりやすくなっています。
4.出張の浮気調査を探偵に依頼した場合にいくらくらいかかるのか？
出張中の浮気調査を依頼したいけれども、料金がどのくらいかかるかわからずに、なかなか踏み出せない人も多いでしょう。実際にかかる料金は依頼する探偵社によって多少の開きがありますが、100万円以上かかるケースも珍しくはありません。この100万円は、純粋な調査費用のみです。この料金に、出張調査にかかった諸経費が上乗せされます。上乗せされるものとしては、宿泊費、交通費、レンタカー料金などが挙げられるでしょう。できるだけ宿泊費を抑えてほしいと思っても、探偵は監視のために対象である夫と同じホテルに泊まることになります。また、基本的には同フロアに泊まるので、夫がグレードの高い部屋に泊まっていた場合にはその分宿泊費は高額になるでしょう。
出張の浮気調査にかかる費用は、そもそもの調査費用が高額です。そのほかのも、通常の調査にはかからないような諸経費が必要になるため、どうしてもトータルの費用が高くなってしまうのです。
5.探偵に依頼する出張の浮気調査を安く済ませる方法
出張時の浮気調査をしたいけれど高額すぎて手が出せないと悩んでいる場合には、安く済ませるための方法を取るといいでしょう。まずは、依頼する探偵社の選び方です。遠方への出張の場合には、出張先、もしくは出張先の近くに支店や事務所、相談所などを構えている探偵社に依頼するといいでしょう。調査する場所に近い探偵社や支店がある探偵社を選ぶことで、近くから調査先に探偵を派遣することができます。そのため、交通費などを節約することができるでしょう。
近くの探偵社を選ぶことで、宿泊費を節約できるのも大きなメリットです。出張時の浮気調査は交代要員が必要になりますが、近くから派遣することができれば泊まる必要がありません。宿泊費用が不要になるため、諸経費を大幅に節約することが可能です。
出張先の近くにある探偵社を選ぶことは費用面のメリットが大きいのですが、直接出向いて打ち合わせができないというデメリットもあります。出張先の支店や相談所に行って探偵と直接会うことができないので、調査してくれる探偵としっかりと話し合うことができません。そのため、探偵社内での連携がどうなっているのか、料金プランなどについての確認は欠かせません。全国に支店を構えている探偵社は多くありますから、きちんと話を聞いて自分に合っている探偵社を選ぶことが重要です。信頼できる探偵社かどうか見極めて、依頼するようにしましょう。
6.出張時の浮気が気になるなら自力調査で失敗する前に探偵に相談を
夫の浮気を疑った場合、どうにかして自分で証拠を掴もうと思ってしまうものです。しかし、実際に自力で調べてみても、夫が出張に行ったか行っていないかぐらいしか判明しないでしょう。自力での調査は、夫にバレやすいというデメリットもあります。夫にバレてしまうと、ますます証拠は掴みにくくなるでしょう。
出張時の浮気は、普段の浮気とは状況が違います。自分では調べにくいので、調査のプロである探偵に依頼して調べてもらうのも良い方法です。プロに依頼すれば確実な証拠を得やすくなり、その後どうするのかを考えやすくなるでしょう。出張時の浮気調査は高額になりがちですから、できるだけ費用を抑えるための対策も必要です。全国に支店を構えている探偵社などを探して、一度相談してみるといいでしょう。
監修：岡田 真弓
総合探偵社MR代表
2003年 株式会社MRを創業。浮気調査、家出調査など、家庭内の悩みを女性目線で解決し、業界注目のカウンセラー制度を創設。
2008年、探偵の専門的な技術の向上と育成を目指しMR探偵学校を開校し、学長に就任。2017年、一般社団法人日本ライフメンター協会を設立し、理事に就任。
現在、ラジオ日本にて毎週火曜日23:15～放送中の『岡田真弓の未来相談室』にパーソナリティとして出演中。
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