夫婦の離婚の原因として最も多く挙げられるのが「性格の不一致」です。しかし、本来夫婦は他人同士。別々の存在です。性格を完全に一致させることは、到底無理です。重要なことはお互いに向き合い、相手の言うことに関心を持つことではないでしょうか。 ここでは、夫に興味をもった話題作りから、共通の話題の作り方、普段の何気ない生活の中でほんのちょっと気をつけて見ることでお互いのコミュニケーションを良くするためのアドバイスを紹介します。
それは生涯の愛を誓ったとき、
すべての女性が抱く願いでしょう。
ところが、そんな女性たちの願いもむなしく、
離婚を選ぶ夫婦は増加傾向にあります。
離婚に至る理由は人それぞれですが、
決定的な引き金として目立つのは不倫・浮気です。
そして、夫が浮気をする背景には、
妻に対して女性としての興味を失ってしまったことがあります。
当社代表の岡田真弓はこれまでに
数えきれないほどの夫婦と向き合い、
夫婦のすれ違いが生じる原因や、
浮気に至った夫のホンネを聞き出してきました。
もともと愛していた妻の何が不満なのか、
何を期待していたのか。
カウンセラーとして中立の立場で夫婦の気持ちをつなぎ、
無事に結婚生活を続けられることに
なったケースも数多くあります。
こうした経験をもとに導き出したのが、
いつまでも夫 に愛される妻のルールです。
実際に数多くの夫婦が実践して
関係性の修復に成功し、
再び共に歩み始めているその秘訣を
一冊の本にまとめさせていただきました。
夫婦問題に悩まれている皆さまにとって
ほんの少しでも”心の拠り所”になれたらと思います。
あなたは気づかないうちに子どもの存在を理由に夫を避けていませんか?夫との共通の話題作りが見つからないと思っていませんか?夫との良い関係とは夫の言いなりになってなにもかも我慢することではありません。ちょっとしたコミュニケーションのとり方をおぼえて夫との良い関係を築く方法とは…
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本章は、いつまでも女性として見られるためのルールを紹介します。夫婦関係を良好に保つためには夫に恋心を忘れさせない工夫が大事。美容やファッションのルールで魅力を高めてください。..
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セックスの問題はなかなか相談しにくいもの。しかし、セックスは夫婦の絆となり得るほどに重要なことなのです。セックスレスの期間が長いと、なかなか一歩を踏み出すことができないといいますが、紹介するルールを一つひとつ実践し、その解消を図っていきましょう。
どんな方でも読んで実践すれば大きく前進できるいい女のルールです。ぜひこの本を読んで実践してみてください。
東京都出身。前職では不動産会社の営業や飲食店経営に従事する。家庭問題による離婚を経験し、「同じ境遇で悩んでいる女性たちの力になりたい」との想いを抱く。2003年、総合探偵社・株式会社MRを設立。浮気調査や人探し、裁判証拠収集などの基本的な探偵業務に加えて、夫婦間の問題には心のケアが必要という考えから、業界初の「カウンセリング担当制度」を 導入。その新しい視点が反響を呼び、探偵業界で売上 No.1を達成する。2008年、専門的技術を備えた探偵 を育成するためにMR探偵学校を開校し、学長に就任。現在、注目の女性社長として、様々なメディアに取り上げられている。MXテレビ『そこが知りたい!オトナの好奇心!』、ラジオ日本『岡田真弓の未来相談室』にレギュラー出演中。2017年『一般社団法人ライフメンター協会を立ち上げ、より多くの人々の悩みと向き合う。
岡田:今回は私の本の出版記念ということで、作家として大先輩でいらっしゃる鈴木光司先生との対談が実現しました。
鈴木:最初に真弓さんに会ったのは2003年だったような気がする。その頃、新潮社の編集者に「探偵の取材がしたい」と言ったら「ちょうどいいのがいますよ」って紹介されてね。それで、池袋の事務所を訪ねて。あの時会社はまだできたてほやほやだったんだよね?
岡田:そうです。まだ小さいビルの中でこぢんまりとやっていました。
鈴木:その2003年というのが、俺が小説『エッジ』を書き始めようかな、と思っていた頃なの。『エッジ』は、俺自身ずっと探偵になりたくて、本格的に探偵を出した小説なんだけどね。そこに出てくる探偵のモデルが真弓さん。その10年後、『リング』『らせん』シリーズにも探偵を出すことになって、KADOKAWAの編集者に紹介されたのがまたまた真弓さん。あれ、10年前にもこの辺うろうろして探偵に会いに行ったぞ、と。
10年経って再会しても変わらずボディコンミニスカ。全然変わらないの。でも事務所は大きなビルになってたわけさ。感動的な物語だよね。発展したんだなあっていうのがよくわかったよ。
岡田:ありがとうございます。正直に言いますと、一度目の出会いは覚えていないんです。少し挨拶をさせていただいた程度で。
鈴木:そう、ちょっと挨拶して他の探偵に取材した。
岡田:マスコミに少しずつ出させていただいた時期だったんです。どんな取材でも全面的に協力するというスタンスだったので。二度目は私もスタッフもすごく盛り上がりました。先生も覚えていてくださって。ほんとうに深い縁だなあと。今こうして対談できていることにも感謝しています。
鈴木:ほんとうに偶然なんだけど、そういう縁ってあるよね。
岡田:先生から見て、私はどんな印象でしたか。
鈴木:こりゃあ使えるぞ。小説のなかでこのまま使える、と思った。小説のなかで登場人物がどんな職業かはものすごく大事だからね。職業を描写することにどの小説家も熱量割いてるよ。だから探偵っていうものがどういう仕事なのかを書くと、相当おもしろくなるわけ。そんななかで真弓さんがやってることって、ほかの探偵とは違うの。ふつうの探偵は「証拠をつかみました」でおしまい。そこで調査料をいただいて終わりでもなんの問題もないんだけれども、もう一歩進んでそのあとのケアのことが今回の本のなかにも書いてあるじゃない。そういう、他がやらないことをちゃんとやってる。カップルがどうすればより幸せになるかを考えているのが真弓さんなんだよな。
岡田:ありがとうございます。クライアントと接するなかで、その方がほんとうに必要としているのは何なのか、親身になって向き合って一生懸命考えた結果、カウンセリングが必要だなと思い至ったんです。調査だけをして証拠をとって終わりという従来の探偵とは違って、そのあとのほうが重要だと考えています。目の前の依頼者の生活は今後も続いていくわけですから、そこに耳を傾けると、「婚姻関係を継続したい、やり直したい」という思いを持つ方々が多いことが見えてきました。それならば、彼らが幸せになるために一緒に頑張りましょう、と。
鈴木:やっぱりね、それは女性ならではの視点だと思う。男だったら「くさいぞ、くさいぞ……証拠を見つけた!」って喜んでおしまいなの。女の幸せをわかってあげられるのはやっぱり女なの。俺みたいなのはとくにわかんないわけよ(笑)。
岡田:フォローだけでなく、離婚に至らないために、どの女性も実践できるルール本をつくる必要性を感じまして。浮気をされたくない、夫の気持ちを取り戻したいといった思いから、今回のような本を手に取る女性は多いと思いまして。
鈴木:そうなんだ?
岡田:そういった悩みを抱えて努力している女性がたくさんいるということは素晴らしいなと思うのですが、一方で男性はこういった本を手に取る機会はなかなか少ないですよね。
鈴木:たしかに男はねえ……。でも俺、これ読んでさ、男の視点で見るとめちゃおもしろいわけだよ。「女ってこうなんだ、愛しいな」って。
岡田:ぜひ男性の方にも読んでいただいて、女性の気持ちを学んでほしいですね。女性って意外と努力しているんですよ(笑)。
岡田:悩みを抱えている女性に、アドバイスをお願いします。
鈴木:相性がよくてコミュニケーションがとれていれば、何の問題もないのよ。 でも大事なのは、笑いのツボなんかの相性。ばかな話題でも大盛り上がりできる。俺は奥さんと結婚して34年だけど、初めて会ったのは小学5年生のとき。50年来の知り合いってわけだ。そうなると話題は山ほどあって話が尽きないんだよ。
岡田:すごく素敵です。しかし、最近はなかなかコミュニケーションがとれない人が増えたことが問題だと感じています。SNSなどで個々人が多様な世界に没頭してしまっている。本来であれば夫婦で分かち合うべき楽しい話題や笑いを、そこで共有してしまっている。今の時代、なかなか先生のような夫婦関係が築けない現状があると思うのですが。
鈴木:そうそう。このあいだ家族4人でレストランに行ったとき。ふと隣の席を見ると、家族がみんなスマホとにらめっこ。一緒にレストランに来る意味あんのか? って思っちゃう。
岡田:目の前にいる人とのコミュニケーションこそが大事ですよね。
鈴木:そりゃあ大事よ。今書いている本でテーマにしているのが「人類にとっての善とは何か」なのよ。「善ってなんだと思う?」と聞くと「人に優しいこと?」とか答えるけど、そうじゃない。「優しいことってどういうことだ? 人に気を遣うこと? 優しさの本質ってなんだ?」とやると、みんな答えられなくなっちゃう。人類の善っていうのは、語られる言葉の論理性をきちっとつけること。論理的であれば正しいかどうかを判断ができる。ここが乱れていると必ず悪いことが起こる。人間がなにか行動を起こすときは必ず考えるでしょ。必ず言葉が存在する。その言葉のなかに矛盾があっちゃいけない。
岡田:やはり伝える力などは大事ですね。
鈴木:そう。きちんと言葉にして、矛盾があれば徹底的に話し合わなくちゃいけない。
岡田:現代の人たちは語り合うのが面倒だから、お互いの価値観をそれでいいじゃないと踏み込まない。
鈴木:それはだめ。それじゃだめなの。その価値観の根拠を聞かなきゃならない。「私は私だからいいでしょ」じゃないわけ。過ちをおかす人は必ずそこに矛盾があるから。そこには優しさ、思いやりなんて一切介入させない。その矛盾をできるだけなくすには、コミュニケーションをとらなくちゃ。
岡田:最近の人のコミュニケーションは一方通行で、上辺だけのやりとりが目立ちますよね。
鈴木:短い文章を送って「いいね」だけじゃだめ。面と向かわなきゃ。それが夫婦の基本であるべき。それを子どもも見ていて、そこから言葉を学ぶから。
岡田:悩める女性たちは、自分の言葉もパートナーの言葉も大切にして、ほんとうの意味でのコミュニケーションをとらなければなりませんね。
鈴木:この本にはその方法論がいろいろと書いてあるよね。
岡田:はい。この本に励まされて、多くの女性たちが「夫に生涯愛されるいい妻」になってくれることを願っています。
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